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史跡めぐり
> 天神社と芭蕉句碑 |
天神社の創立年時は不詳。元禄10年(1697)以降の棟札数枚がある。
祭神は菅原道真公。
かって、「清水」の集落は大見川のほとり、浄福寺(廃寺)の傍に湧き出る清水の井戸を中心にした20余戸の小村であった。
当社は初め、この地の旧家、山下氏の守護神としてこの山頂に祀られていた。
明治になり、街道が境内付近を横切るようになってからは、人家が建ち並び、周辺の様相は一変し、神社も清水の氏神様として祀られるようになった。
芭蕉の句碑
山路来て 何やらゆかし すみれ草
(芭蕉)
安政5年(1858)戊午2月、大見を中心とした近郊の俳旬の同人、30人の手によって、ここよりおよそ200メートル東方の路傍に立てられた。
たびたびの道路拡幅工事によって現在地に移転された。